
MSRの始まり
MSRは1969年、クライミング用品の安全・品質向上の重要性をみなさんに知ってもらうためにクライマーのラリー・ペンバーシーによって設立されました。
MSRの意味はMountain Safety Researchの略です。
1970年代にアイスアックスやストーブの発売を開始しました。
この時期、急性高山病の研究を基にクライミングストーブで初のリモートバーナー式ストーブの開発に成功しました。
それが「MODEL 9」です。
それから数年後、MSR初のマウンテンテントが発売されます。
このマウンテンテント発売後、MSRのテントは救助活動や遠征等、世界中で利用され、活躍します。
その後もヘッドライトやレインジャケット等、登山にかかせない様々な商品が開発されます。
特にストーブはベストセラーとなり、入手困難なモデルも出てきました。
MSRは1981年にREI傘下になり、2000年にはmossテントのデザインパテントを買収しています。
しかしその後、MSRもカスケードデザイン社に買収されました。
そして2001年、現在のデザインのようなテントを本格的に発売し始めます。
発売開始から現在まで、エリクサーやハバ等多くの人気モデルを作り上げてきました。
MSRが大切にしているテントの基本、「厳しい自然環境に耐えることができる優れた機能性」「超軽量で超コンパクトな設計」
発売当初から今まで変わらず受け継がれています。